知財戦略の基本セオリ
知財戦略とは,「知財の取得・活用により,企業競争力を上げるための企業戦略」のことをいいます。
ところで,一口に「知財」といっても,特許・著作権・商標権などがありますので,ここでは,技術系企業に重要な,「特許」による知財戦略に焦点を当てます。
特許による知財戦略,つまり,特許の取得活用によって企業競争力を上げるとはどのようなことを言うのでしょうか。
詳細は拙著(注)をご参照いただきたいのですが,このための基本的な理論として,
1.必須特許ポートフォリオ論,
2.知財経営理論,という二つがあります。
私が委員長を務めた特許庁の知財人材育成プロジェクトの一環としてなされた中小企業ヒアリングでは以下のような声が上がっています。
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特許がなければ模倣品はたくさん出ていた。実際,出願し忘れて模倣された。(ニッコー様) |
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当社が5000万円で買える機械は他社でも5000万円で買える。しかし,特許をとれるのは発明をした当社だけである。従って,当社は5000万円を特許費用に使うのである(シード様) |
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下請けから自立型に変わる分岐点のマネジメントの仕組みとして知財は非常に重要な核の能力である(オプナス様) |
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強い知的財産は,中小企業がインディペンデントな存在として大企業に対抗するための重要なツールである(昭和様) |
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知財への取り組みは,中小企業から中堅企業に脱皮する転機だった(ナミックス様) |
ぜひとも,知財戦略の構築をご検討いただければと思います。
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注:
http://www.uslf.jp/samejima_list.htmlを参照ください。