利益率が非常に高い

製品の売上による収入とは異なり、ライセンス収入は利益率が非常に高い収入といえます。 開発費用は別名目ですでに計上されているので、ロイヤリティ収入にまつわる主なコストとしては特許の出願・権利化費用,ライセンスに伴う内部人件費、弁護士費用程度です。

このコストは、場合によっては数百万以上になることもありますが、継続的にかかるコストではないので原料コストや営業経費等の製造コストとは本質的に異なります。 そのため、自社の持つ知的財産についてのロイヤリティ収入が増えれば増えるほど、コスト率は低減し、場合によっては利益率が80%を超えることもあります。

多くは同業他社からの収益となる

ライセンス契約の場合、ロイヤリティを支払うのは同業他社である場合が多々みられます。 相手の企業にとってはロイヤリティの支払いは製品の製造コストに上乗せされ、製品の利益率は低減されるので、当方の製品のコスト競争力の一層の強化に役立ちます。

開発リスクのヘッジ

新しい技術分野に乗り出し、技術開発を行うことは大きなリスクが伴います。 もし、その分野に対する事業進出を断念することがあったとしても、きちんとした研究開発成果に基づく特許出願をしておけば特許ロイヤリティや技術移転対価として開発に要したコストを回収できる可能性もあります。

ライセンスに関するご相談

ライセンス収入を得ることは「利益率の向上」「競合他社への競争力の維持」「開発リスクのヘッジ」など企業にとって大きなメリットとなります。 USLFでは、ライセンス契約に関する事案を多く扱っており、

  • 「ライセンスの基本戦略」
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  • 「ライセンス交渉」
  • 「海外企業への対応」

といったご相談に対応可能です。 まずはお気軽にご相談ください。